今日の作業はV-MAXのブレーキ掃除(もう今日じゃないじゃんの4話目)
くじけそう・・・だって誰もコメント入れてくれないんだもん・・・(心の声)
さあ 連続投稿で頑張ります! GARAGE-T吉永俊雄です ファン募集です
置いといて。
シリーズも何と4話目 ヤフーブログの画像2メガまでって事で話が伸びました
今回は「一回入れたからって ソノ気にならないで」だっけ? をお送りします
さて前回全てのブレーキピストンに同じ手順でグリスを塗り終わり 押し込んだら
ブレーキレバーをゆっくり握り ピストンの作動状態を確認します
4つのピストンが同時に出てきたら良いのですが ナカナカそうは行きませんので
ブレーキレバーを作動させてピストンを出しては 指で引っ込める作業を繰り返して
塗ったグリスを各シールへと「なじませ」ます (これを「もむ」と言う)
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOSHION13/20010101/20010101003400.jpg)
大分動きが軽くなってきたと思います そして最後にピストンを出したときに
ウエスで軽くブレーキピストン外周を拭きます(走行中にグリスへの汚れの付着を防ぐためです)
そして4つのピストン全てをキャリパーボディーへ入れてください
残りの部品も同じくグリスアップしていきます 基本は「うすーく」ですよ
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOSHION13/20010101/20010101003340.jpg)
パッドピン(棒状の物)にうすーく塗ったら ウエスで軽く拭き取ります
パッドにも塗ります しかーし 塗ってよいのはこの部分↓
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOSHION13/20010101/20010101003350.jpg)
ブレーキパッドのメタル部分側面です ここはキャリパーボディーの内側の壁に擦れます
塗らないとキャリパーボディー(アルミ)が削れて作動不良を起す原因になります
塗ったらウエスで軽く拭き取ってください (余計なグリスはゴミが吸着して良くありません)
そしてキャリパーボディーに各部品達を分解した逆の手順で組み込んで下さい(軽薄?)
気が付かれた方もいらっしゃると思いますが パッドスプリングという板状のスプリングが
無いんじゃない?と コレはノーマルの時は装着されているのですが ブレーキタッチが悪くなるので
私は嫌い装着していません されている方もいらっしゃると思いますが
実践される時はくれぐれも自己責任でお願いします(今までトラブルはありません)
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOSHION13/20010101/20010101003410.jpg)
なぜ外しているかのカラクリは ブレーキレバーを握るとブレーキピストンが出てきます
その方向にだけエネルギーが働けばよいのですが パッドスプリングを装着していると
スプリングが作用する向きにブレーキを効かすには無駄なエネルギーが働いてしまう為です(信念)
スプリングを外すと「カッコカッコ」と言う音が走行中(極低速)にしますが異常ではありません。
さて洗浄作業が終了したブレーキキャリパーをフロントフォークに装着する時がやってきました♪
その前に!外したキャリパーボルトを綺麗にしてから締めましょう
ワイヤーブラシ等を使用してボルトのスクリューに付いた汚れをかき出して下さい
汚れが付いたままのボルトで締めこんでいくとスクリューの汚れが抵抗になって
適正な締め付けトルクが得られません 自分の命です確実に
次回「ただ締めれば良い訳じゃねーのさ」の巻きにつづく