今日の作業はV-MAXのブレーキ掃除(都合上三話目になりました)

おまたせー

今回で3話目になってしまいました 初心者でも安心ブレーキ掃除講習です

さて昨日の2話目で洗浄作業は終了致しましたので 今回の3話では作動部品達のグリスアップから

お届けいたします

下準備としてブレーキピストンの片側2個(右側、左側どちらでも良いです)を

動かない様に指で押さえます(潰さない様に気をつけて下さい)そしてブレーキレバーをゆっくり

作動させます  そうすると押さえていない「もう片側」がゆっくり出てきます

多分この時2個同時に出てこないで 1個が出てくると思います

「出して良い限界」は全てのブレーキキャリパーに共通な方程式(そんな大そうな物じゃないですが)

がありまして

ブレーキパッドのメタル部分(ディスクに当らない方)2枚分の厚さ+ブレーキディスクの厚さ=出してもOK分

です この数字は何処を基点として用いるかは ブレーキキャリパー内側の中心に中ぞろえで考えてください

例:メタルが5ミリ ディスクが5ミリでしたら 15ミリですね キャリパー内側中心より

右に7.5ミリ 左に7.5ミリの地点まではピストンを出しても ブレーキ液はこぼれません

↑あー長くなった↑

そして、出したブレーキピストンは洗浄したその下に悪魔のリング(隠れていて汚れが取れなかった所)

が付いているのでウエスで拭き取りましょう 作業するのは一個ずつです 焦らない

今回グリスアップに使用するのは原子力発電所等の冷却用高水圧バルブに使用されている

マルチパーパスグリスです  こんな物用意するのは大変なので 推奨はシンエツのシリコングリス

でいいです

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はい!このグリスを指に取り うす~くブレーキピストン外周へ塗っていきます うす~くね

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どうしても塗りにくいキャリパーボディーとピストンの間の狭い部分は ボール紙(ティッシュの箱)

とか カレールーの箱(変すか?)を幅1センチ長さ10センチ程にカットした物にグリスを塗り

その隙間に差込んでコスリ付けます

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これで

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こうします

もしくわ「ブレーキピストンなんとか」って道具で塗りにくい部分を回転させて

都合の良い場所に持ってきます (あたしは何となく嫌いな道具・・・)

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↓ブレーキピストンを回している様子↓
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グリスアップしたピストンをキャリパーの内部へ指で押し入れます この際他のピストンが出して良い

限界以上に出ないように気をつけて下さい 完了したら 同じ側のもう1個のピストンを同じ容量で

出してください 指がもう一本欲しくなるかもしれませんが どうにかして3つのピストンを押さえて

下さい

4つのピストンにグリスを塗り終わってもまだ つづきます

次回「一回入れたからってソノ気にならないでっ!」に巻き


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