操作の要「ワイヤー」どうメンテナンスしてますか?

みなさんこんにちわー GARAGE-Tヨシナガトシヲです

ゴールデンウィーク寸前企画「ワイヤー」のメンテナンスです

先日JADEのキャブレターをメンテナンスしたついでに「アクセルワイヤー」もメンテナンス

したので 其の時の画像を使用して「ワイヤー」のメンテナンスをお届けいたします

まず摘出した「ワイヤー」です 汚いですねー

バイク便で毎日100キロ走行していたバイクです ほぼメンテナンスフリーの状態です

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拡大すると

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これはほぼ末期です このままほって置くと確実に切れます そこで洗浄、給油を致します

市販の便利な道具があるのですが あたしは昔気質なので 道具無しでも出来る方法を

解説いたします

どこのご家庭にもある「ビニール袋」と「ビニールテープ」を使い こんな感じで

「ワイヤー」に装着いたします

↓「ビニール袋」はこの位の大きさが良いです 大きな「ビニール袋」しかない場合は小さくする。

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↓下準備として「ワイヤー」から洗浄液、作動油がもれないように加工します

↓「ビニールテープ」で隙間を無くすように巻いていきます

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「ビニール袋」の閉じている方のどっちかの角に穴を開けるようにカットします

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そして先ほど「ビニールテープ」を巻いた「ワイヤー」にかぶせて「ビニールテープ」を巻いて

洗浄液、作動油が確実に外に漏れないように、ワイヤーのアウターとインナーの間に各液が流れるように

します

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出来上がったら オイル受けになるものを用意して ワイヤーの下部をオイル受けの上にして

汚れが受けられる状態にします

そして先ほど作業した「ビニール袋」にパーツクリーナー等の洗浄液をためて

「インナーワイヤー」を何度も出し入れします 「ビニール袋」のパーツクリーナーが無くなって来たら

また溜めて繰り返します そうしているうちに「ワイヤー」の下部から汚れがダバダバ出てきます

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うわっっと思うほど出てきます 

*「ワイヤー」のインナーとアウターは金属で出来ており

間にグリスが入っていますが使用しているうちに金属同士が微妙に擦れてしまいます

その金属粉によってグリスが汚れてしまい 

やがては金属粉が錆びてしまい茶色に変色してしまったものです

この状態は「ワイヤー」が切れ始める一歩前です 注意してください


さて、何度も何度も同じ作業を繰り返して汚れが出なくなるまで作業をしたら

次は「給油」を開始します

「給油」に使用する「オイル」はライダーの使用環境によって違います

オラはしょっちゅう洗浄、給油をしますので 柔らかいオイルを使用して

ワイヤーの作動抵抗を減らしています 使用するオイルはシリコンオイルです

しかしながら作動抵抗が低いオイルはライフが短いですからご注意を

しょっちゅう作業をしたくない人はデフオイル(デファレンシャルオイル)や

エンジンオイルを使う人が多いです チェーンオイル等でも良いでしょう

しかしながらライフの長いオイルは作動抵抗が大きくなります

ご自分にあった作動油を選択してください

市販でワイヤーオイルって聞いたこと無いので いろいろ試してみると面白いと思います


給油が終わり「ワイヤー」の外側も綺麗にしたら出来上がりです

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あーきもちいい! このあとチョークワイヤー、クラッチワイヤー、スピードメーターケーブル

シートを外す時にシートキーからシートロックまでのワイヤーも同様に作業します。

さて あしたはキャブレター積んで なにしようかな

では またあした!



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