遂にこの時が来た!VMAXステムベアリングメンテナンス!の巻き

超大変お待たせ致しました 

VMAXステムベアリングメンテナンスの巻きで御座います

なんか最近アタシの魂のボルテージとでも言いましょうか スピリチュアルフォースとでも言いましょうか

ある一定の力が湧かなかったので伸び伸びにしてました 楽しみにしている方々すみませんでした

こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです

さーて昼過ぎに下に降りてファミリーマートのスーパーバイザーの兄ちゃんと楽しいお話をして

作業開始です

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あ!違う

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はい!アタシのVMAXさんです 最近微妙にハンドルが触れ始めてきました(違和感)

↓この辺を全部外します レーサー以外は苦行です

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↓リッターバイクでクルーザーっぽい乗り物ってイロイロつけ過ぎです カウルが無いのが救いです

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↓やっとの事でトップブリッジのトップキャップ(?)を外します(真ん中のナットね)

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↓で 外したステム(ミツマタとも言う)

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↓ステム拡大写真 ベアリングに汚れたグリスがべったりです

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ベアリングレース上側 汚れたグリスをふき取ったら ローラーベアリングの筋目が付いてました

↓残念ながら こうなると交換が必要です 

重量があるバイクや激しい運転をするバイクはなりやすい傾向があります

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本当はベアリングレース下側のチェックの方が大事です 写真取り忘れてしまいました・・・


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さて先ほど外したステムのベアリングについた汚れたグリスを清掃するわけですが

今回VMAXに装着されているテーパーローラーベアリングは一度ステムに装着したら

外せません 正確に言うと外すときは破壊されてしまいます

 よって装着されたままの格好で清掃しグリスアップします

まず清掃ですが 「どこまで掃除したら良いの?」と思われる方に簡単にお答えさせて頂きますと

「己が納得行くまで」です

エスで汚れが無くなるまで拭うのです テーパーローラーベアリングを回しながらふき取ります

エスが汚れたら新しいウエスに変えて何度も何度もふき取ります

そのウチ ベアリングを回すとカチャカチャ金属同士が当たる音が聞こえてきたら いい感じです


道具を持っている人はパーツクリーナーでグリスを溶かして流し

コンプレッサーのエアガンで徹底的に溶けたグリスを吹き飛ばしてください

パツクリで溶けたグリスを残したままは最悪です!


↓上側のベアリングも同様にきれいに掃除します(うわっ!きたね~)
 
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↓上下のベアリングとベアリングレースを綺麗にしたら新しいグリスを塗ります

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↓上下共に 塗ったらベアリングを指で回転させながら隙間に塗り込んでいきます

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↓最終的にベアリングにはこの位は塗ります(両方ね) 組み付けてはみ出る程塗ります

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↓上下のレースにもタップリ塗ります

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↓でステムを組み付ける前に 上側のレースにベアリングを入れておきます

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ブチューってグリスがはみ出て来るけど良いんです 

↓フタをして ナットを取り付けます(手締めですよ)

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↓TRX850も同じだったんだけど ヤマハってナットとナットの間にこのゴムリング使うの好きね

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アタシは本田っ子なのでコレ嫌いなんですよ なんか腑に落ちない部品のウうちの一つです

今回は用意して無いのですが 以前同寸でジュラルミンのリングを作って代わりに使ったら

ステアリングの剛性感が格段に上がった事があったので 今度また作ってみようと思います

GARAGE-Tでステム交換のお仕事を承った際にご希望のお客様にはお作り致します お仕事待ってまーす

↓今日はどうしようもないのでコノママ組みました

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↓そんで組みなおしの苦行が再び始まります

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アタシはフォークを抜いたら必ずやる作業を紹介致します

↓両方のフォークを厳密に「突き出し調整」します (当たり前中の当たり前)アタシのVMAXは5mmです



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あれ?今気が付いたのですがコノ記事このまま仮アップで書き続ける位なら 明日の分に持ち越せば

明日のブログ埋められるんじゃねー? と思いついてしまいました♪

と言うことで 明日の分に続く!


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