久々に仕事した の巻き

カズ君ありがとう♪

こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです

お待たせしているお客様 申し訳ございません

今回のお仕事は緊急でしたのでお許し下さいませ

NSR250R クラッチ円盤交換&フロントフォークフルオーバーホールです

なんとクラッチは滑っていて フロントフォークはダストシールにヒビが入っていると言う末期症状

これはイカン!って事で緊急オペです

イメージ 1

まずはフロントフォーク 身内以外はいつもの事なので慣れました(笑)

イメージ 2

その後クラッチです 今回のNSR250Rは「乾式クラッチ」です

イメージ 3

知らない人もいらっしゃる事が前提で説明しますよ

「乾式クラッチ」とは書いて字の如く 乾いております つまりオイルに浸かっていないクラッチです

イメージ 4

イメージ 5

↓んー・・・

イメージ 6

NSR250Rって殆んどSEかSPでしょ むしろ湿式クラッチのSTDの方が珍しい位で

みなさん喜んで「乾式クラッチ」のNSR250Rに乗ってますねぇ

実は「乾式クラッチ」って ちゃーんとクラッチユニット周辺のクラッチダストをお掃除しないと

ハウジングが駄目になるんですよ~(盤と盤の間やハウジングの隙間全部ですよ)

カバー外してパーツクリーナー吹いただけじゃ駄目よ

「乾式クラッチ」の場合 クラッチユニットはオイルに浸かってません

クラッチダストが発生すると周辺には空気しかありませんので カバー外へダストが排出されれば

良いのですが そう上手くは行かずユニット周辺へ付着してしまいます

付着した出すとはクラッチを作動させる度に ダイキャストのユニットを削ります

削れたユニットはクラッチのフィーリングを悪くし スムースに操作出来なくなります


比べて「湿式クラッチ」の場合 クラッチユニットはギアオイルに浸かってます

クラッチダストはオイルに溶け出すのでクラッチユニット周辺だけに付着しずらくなります

ハウジングごとオイルに浸かっているので

こまめにギアオイルを交換すれば ダメージは少なくてすみます



アタシのNSR250Rは「あえて」湿式のクラッチです(乾式クラッチのエンジンも持ってるけどね)

今はそんなにサーキット走りに行ったりしないし

今のアタシの状態では湿式クラッチのエンジンでも乾式クラッチのエンジンでも時計は変わりませんよ(笑)

そしてクラッチをオーバーホールするよりも オイル交換する方が楽だしね

皆さん コレを機会にご自分の乾式クラッチ チェックしてみて下さいませ