NSR250エンジン修理の巻き(弐)

こんばんは 昨日はゲームで夜更かしして眠いGARAGE-Tヨシナガトシヲです

さーて今日は昨日の続きでNSR250のエンジン修理の巻きです


前回はシリンダーヘッドを外す所でゼンマイが切れたあたしです

本日からはシリンダーを外すためにまずエンジンを車体から下ろすことになってしまいました

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あーあ始めちゃった

で前後のシリンダーを摘出 書くのは簡単なんだけれど「焼きつき」を懸念しての作業なので

ドキドキしながらプラハンで叩き外しました

↓フロントバンクシリンダー内外

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↓リアバンクシリンダー内外

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↓ピストン 焼きついてガッチリ溶接されたかと思ったところ (前回ブログ参照)

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焼き付いてないじゃん???

っていうかシリンダーを外したら解ったことなんだけど クランク回らないじゃん・・・

シリンダー外すとき素直に抜けたんだよなー

フライホイールにプーラーかけたらウンともスンとも言わないくらいに回らない

はいはい作業台で作業する事になりましたさ

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で クランク割る筈じゃなかったので 作業代の上でオイルを抜きました

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↓はい クランク割りました 

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センターシールがパーになりました 後で打ち変えます

これできないと思い込んで センターシールが駄目になったら新品のクランクアッセンブリーを

購入して交換している人 勿体無いですよ


で クランク摘出しました

し た ら

嫌な予感は的中! クランクベアリング粉砕!!!

あーーーぁ

↓コレダ

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ヨシナガトシヲ的推理だと

90年型以降のNSR250はタンクキャップが内圧を外に逃がす仕掛けになっており

ガソリンが揮発して内圧が上がった場合 タンクキャップの弁からガスを排圧して 

キャブレターへガソリンを圧送しないようになっています

フロートバルブが生きていても 圧送されてしまうとキャブレターはオーバーフローしてしまいます

今回は何らかの原因でオーバーフローするよりも早くクランクルームにガソリンが流れ込み

そのままクランキングしてしまいガソリンはその力でシリンダーへ(ピストンの上へ)送られて

圧縮工程へ・・・液体は圧縮され辛く 調子が良いリアバンクの力でエンジンが掛かってしまい

力の逃げ場がクランクベアリングに行ってしまった って感じです

↓見事に破片を巻き散らかされてしまったジャーナル 掃除して無事だっらたラッキーです

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まあせっかくココまでやったか 全ての消耗品は交換します

ベアリングにシール類 各スプリング色々あります オーナーの許可もさっきもらったので安心です

さあ 明日は事故車の見積もり書くからネタ無いな

まあ 何かしら書きますんでよろしくね


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