GARAGE-T的チェーン交換の巻き その弐

  つづき

袋の中身「チェーンジョイント」 コレも同様に洗浄します

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↓こうします

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せっかく洗浄したチェーンを汚さぬ為にチェーンが

通る通路(前後のスプロケットスプロケカバー、チェーンカバー)の

汚れを先ほどのチェーンクリーナーやブレーキクリーナー(パーツクリーナー)を使い

拭き取っておきます

ココまでやって初めて下準備完了です

次に洗浄が完了したチェーンを車体に取り付ける前にリアアクスルシャフトを一番前に移動させておきます

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そして初めてチェーンを車体に装着します

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この時上に来るチェーンをドリブンスプロケットにかけておき 下に来るチェーンを引っ張って

チェーン同士を近づけます なるべく「たるみ」を無くします

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ここで通常チェーンの「コマ数」が交換するマシンの必要数よりも多い物を購入するので

余分なチェーンはカットするのですが 今回,前後ノーマルスプロケットの92年型のCB400SFは

110コマで購入したパッケージのコマ数と同じでした

と言うことは「カット無し」です お見せできなくて残念です

そして「チェーンジョイント」の取り付けです

2つの金属製の部品のうち「大きいほう」にグリスが付着したままのシールを1箇所に1個入れます

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そしてチェーンの裏側から入るべき通路に挿入します

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取り付けたら残りの2つのシールを出てきた棒に「ペタ」っとくっ付けるように取り付けます

残りの部品「小さいほう」(プレート)を手で入る所まで「グキッ」っと取り付けます

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ここから道具が必要になります 通称「チェーンツール」の登場です

この道具はチェーンカットとチェーンジョイント(動詞)が出来ますが

あたしはカットにはこの道具を使うことはありません 主にジョイント時に使います

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先ほど「グキッ」と取り付けたプレートをネジの力で押し入れて行きます

プレートを2本のピンに対してなるべく同じ進行具合で入れて生きたいのですが

1本づつしか作業出来ないので 片方ちょっと入れたら次の片方を作業します

片方をズンズン入れてしまうとプレートが斜めに入ってしまい ピンやプレートが曲がってしまいます

非常に困ったことになるので注意して下さい

そしてこの作業の【最大重要項目】 コレ テストに出ます(?)

*プレートはピンにどこまで入れて良いのか?*

コレを考えている人は結構多いと思います

答えは簡単です

出来上がっているチェーンのどこでも良いのでアウタープレート部を3箇所程ノギスで測ってみて下さい

3箇所の平均幅にすれば良いのです

今回計ったらほぼ同じ「20.37」「20.39」「20.37」でした

では「20.37」で行きましょうか

↓ココを計るんですよー

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チェーンツールを使い少しづつプレートを押して行きます

↓少し進めたら又ノギスで測ります

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まだ20.97です もう少し押します

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20.37 どんぴしゃです 最後の方は少しづつ少しづつです 押し過ぎてしまうと

引くことは出来ません 慎重に



またココで容量オーバーです  つづく



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