御客様参加型整備作業 カツ様VTR250前周りオーバーホールの巻き

アイディアとは 95%の見聞と5%の運である

こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです


今日はタイトル通りカツ様のVTR250のフロントフォークオーバーホール&ステムベアリング交換を致しました

なんと先ほど写真をパソコンに移す前に写真を消してしまいました・・・

カツ様出来ましたら garage_t_1990@yahoo.co.jpまで写真を送って頂けたら助かります

修正にて写真を掲載致しますのでよろしくお願いします。


って事で文字にてご報告差し上げます

本日朝1000時にカツ様御来店 アタシより早くいらっしゃいました すみませんご飯食べてました

で早速作業開始! カツ様は普段から真面目にメンテナンスなされているようで

VTR250はとっても綺麗♪ ウチに御来店頂いているお客様は皆様愛機を綺麗に乗ってらっしゃいます

整備する側もとっても気持ち良いです ありがとう御座います

おっと脱線

マシンをガレージに入れたら レーシングスタンドでリアを上げ

フロントアップスタンドをステムの下にかけて上げ

フロントホイールを外して

あ!

ステム外すんじゃん フロントアップスタンドかけたら外せないじゃん

寝ぼけてます・・・

気を取り直してホイストの下へVTR250を移動して作業再開

カツ様に参加頂き フロントフォークを外しライトケース、ライトハンガー、ウィンカー、メーター

ホーンと二人で次々と外していきます

そしてタンクの上に毛布をかけてハンドルを外してゴムバンドを縛りもう片方をシートのタンデムバンド

に引っ掛けて固定します、この際にブレーキマスターシリンダーが引っくり返らないようにします

引っくり返るとブレーキラインのエア抜き作業が待ってます

しましたらトップブリッジを外しステムナットを外してステムを摘出

古いベアリングもバンバン外します

で安直SSTでベアリングレースを叩き落しました

カツ様も上側のベアリングレースを外していただきました 
  
その後平鏨(ひらたがね)を使いステムのベアリングレースを外します

これはちょっと危険と考えアタシが作業しました

その後速攻でレースを打ち変えステム終了 もちろんカツ様もステムを打ち込んで頂きました

次フロントフォーク全バラ

普通はSST(特殊工具)を用いてフロントフォークの底のボルト(シリンダーボルト)の相方(シリンダー)

の上部を固定して外すのですが 今日はトップキャップを外さないでインパクトレンチで底ボルトを

回しました(スプリングテンションが掛かっていて、押さえてくれているので

インパクトレンチで瞬時に回す事が出来る ハンドツールではきついかも知れません)

アタシが1本作業してカツ様はその後同じ作業をして頂きました

そして部品が全て外せたら消耗部品は廃棄 再利用する部品は洗浄しました

その後

「あ!フォークオイルがナッシング・・・」

サガワマルさんが今日の午後に来店予定なのを思い出し 早速電話

アタシ「あ、サガワマルさん今ドコ?」

サガワマルさん「大家田陸橋降りたとこ」

アタシ「グッドタイミング!どっかでヤマハのフォークオイル買ってきてくださいませ」

サガワマルさん「オッケー」

ってことでサガワマルさんにヤマハの10番買ってきてもらっちゃいました

*サガワマルさんありがとう御座います*

でサガワマルさんが到着するまでステムを完了させるべく新品のベアリングにワコースのグリスを

たっぷり塗ってヘッドパイプにステムを装着します これもカツ様の作業です

アタシはアッパーベアリングをひっくり返さぬように見てただけです やりますね!

そして元通りにステムナットを入れて 締め付けトルクだけアタシが調整しました

このステムナットの締め付けトルクって我思うに「エンジン組み治し」よりも難しいと考えているんですよ

ちょっとしたトルクのかけ方でステアリングがガラッと変わってしまうので

マシン、ライダー、シチュエーションにより調整させていただきます

そしてオーナー様にはメンテナンススパンもお告げします

今回は講習会、ジムカーナ向けのセッティングです 

調整のコツそして調整の仕方を大まかに学習していただきました

ソウコウしている内にサガワマルさん御来店 フォークオイルも到着 助かりました

ココで以前よりカツ様とお約束してたVTR250にスプリングアジャスターを取り付ける作業を開始

VTR250はバネレートが「アレ」なんで 少しでもより良いライディングをする為の工夫です

使用するアジャスターが着いている元のバイクは89'NSR250R(STD)です

このフォークはガレージに何本も転がっているので丁度よかったです

で、トップキャップを外し スリーブ、ワッシャー、スプリング、シリンダーと外していくと

アタシ「あれ?VTR250とNSR250Rってフォークの長さ一緒???」

カツ様「あ!ホントだ」

アタシ「ってー事は何かい?するってーとVTR250にはNSR250Rのフォークの中身が使えるって事かい?」(江戸っ子です)

アタシ「カツ様やってみますかい?」

カツ様「お願いします」

って事で成行きカスタムが始まりました いつもの事です

*ココでVTR250のフォークとNSR250Rのフォークの違い(なんとなく)*

VTR250のオリフィスよりNSR250Rの方が小さいですね♪

VTR250のフォークスプリングよりNSR250の方が短いですね♪

VTR250のスリーブよりNSR250Rの方が長いですね♪

こんな感じ

で、せっかく組んだVTR250のフォークの中身を外し NSR250Rの物に全て組み替えシリンダーボルトを締めました

普段は使わないのですが 御客様参加型の仕事なのでカツ様にトルクレンチを使ってもらって

シリンダーボルトを締めまして

カツ様にメスシリンダーにてフォークオイルを計量して頂き 1本づつフォークに注入

量は微妙な467CC±2,5(でしたっけ?) 7って計りたくないので470CC

そしてトップキャップを締めて 車体に装着~~~~

取り外した逆の手順で組み付けます(どこかのマニュアル風ね)

とりあえずはフロントフォークの突き出しは標準にして

早速試走

近所をグルグルして調子を見ました

アタシの妻の「ちゃみん」も同じVTR250に乗っているので良く解るのですが

ノーマル状態よりもフロントの接地感が増大してとても「しっとり」としたステアリングになり

安心してコーナリング出来るように成りました

正解を導き出した感動と共にガレージに到着

そして二番手の試走はウチの若頭ナオユキ選手です

嬉しそうにダーっと出発!嬉しそうにダーっと到着しました 好評でした

カツ様はまだ試走していなかったのですが ステアリングの操作感に非常に驚いていました

カツ様「え?普通こんなにスムースなの?」と ウチでは普通です(笑)

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お仕事完了 カツ様お疲れ様でした また小岩署の講習会(練習会?)でお会いしましょう♪

カツ様はダーっと走って帰られました インプレコメント下さいネ


その後アタシの仕事(仕事?)

イメージ 1

謎でしょ? サガワマルさんのアイディアでコレつけるかも知んない

実現するのは大変そうです ですがヤリマス お楽しみに


明日はいよいよTIG溶接機で使うアルゴンボンベをゲットしに行きます

近所に良いアルゴン屋(?)さんを発見!戦い(契約)に行きます

そして出来れば当GARAGE-Tにて神の光を発生した所を掲載する予定(予定ですよ)です

以上本日のブログ終了


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