KSRⅡのキャブレターボアアップ加工大公開!の巻き

「知識」とは「使えない知恵」の事を言う

「知恵」を他人に授けたとしても そのまま「知恵」にはならず

「知識」として脳に残り 「知恵」に昇華させる為には大変な努力が必要になる


こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです


さーて今日は珍しく予告通りのタイトルで進行します よろしく

昨日届いたKSRⅡの新品ノーマルキャブレターです

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取り出しましたキャブレター

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じゃーん 新品のキャブレター久しぶりに見た♪

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そんでバラします アッパーボディーに何も付いて無い状態にします

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本邦初公開!コレが当社GARAGE-TのKSRⅡのキャブレター専用の冶具で御座います

で合体します

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フロート室とアッパーボディーはノーマルのネジで普通に固定します

そして旋盤に合体!3神合体です

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そんでもってノーマルは18パイ(直径18ミリ)なのでピッタリ18パイの真鍮の棒を入れて真出しします

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ナカグリをするのでチャント真出ししないと 正確に削れませんからね

KSRⅡのキャブレターはタダでさえ精度が悪く 中心に穴が開いてません(なめてる?)

過去に数えられないほど加工しましたが ソノほとんどが中心にありませんでした・・・

今回のキャブレターもご他聞に漏れませんでした残念・・・

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ダイアルゲージで計ってはチャックを銅ハンマーでコツコツと叩き真を出していきます

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そして研ぎ澄ましたナカグリバイトでテストショットー(言わない)

低回転で刃を当てて手応えを確かめます

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キャブレターなんかは鋳物なので削っていてあまり気持ちよくありません(わかる?)

しかも以前この作業してて「す」が入っていて加工後に「ぽち」っと穴が残ってしまった事があります

どんな作りしてんの?って感じでした

テスト後に本削りしますが 鋳物恐怖症なので少しづつ少しづつ進行します

そして18パイ→19.5パイにするには1.5ミリ削る訳ですが

いっぺんに1.5ミリ削る訳ではないですよ 鋳物は刃が掛かり易いので危険です

削っては計る ↓18.5の真鍮棒です コレを入れてみて大きさの確認をします

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で 又削っては計る↓コレは19.3です ちょっとづつちょっとづつネ

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で 最終的は19.45の真鍮棒がやっと入る位までナカグリします

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そしてマイクロゲージで19.5~19.505に来ているか確認します

確認が完了したら エアーで切子を吹き飛ばし掃除して元の姿に組上げて

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キャブレターをウチのステッカーを箱に入れて

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完了で御座います

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加工賃7350円 ありがとーございまーす♪

こんな感じです ご注文お待ちしてます(笑)

本日のブログ完了です


あしたは なにしよー 楽しい事しよーっと


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