KSRⅡキャブレターボアアップ加工→フルオーバーホール の巻

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豚の弾 買ったら既に 秋でした 

こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです

さーて先日のKSRⅠ/Ⅱ用NSRスイングアームポン付け加工も終わった所で

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昼頃いつもお世話になっている部品問屋さんがKSRのキャブレターの中身の部品を持って来てくれました

つー事で急いで丁寧にキャブレターボアアップ開始です

↓旋盤に冶具つけて

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↓レッツ切削

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内径18ミリの通路を19.5ミリに拡大します ビッグキャブ買って着けるとエアクリーナーボックスが

使えなくなりますからね オフのレースや林道走る方にも好評です 加工賃7,350円です よろしくね

でオーバーホールもご依頼頂いているので

洗浄後新品部品を組み込みます

↓多いな~

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よく巷ではメインジェットメインジェットとメインジェットだけ交換する人がいらっしゃいますが

メインジェットの奥のニードルジェットも多大に作用するんですよ

奥まっている所にいらっしゃるのでキャブレターを外した時に必ずお掃除してあげて下さいね

結構汚れてますよ~

今回は入っていたものが再起不能でしたので新品交換させて頂きました

↓ニードルジェット

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↓ココに入ります

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↓ボアから覗くとココまで出てきますよ

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そんでニードルジェット入れたらゴムで出来ている「Oリング」を必ず入れて下さいね

↓ボロになっていたら交換ね

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ニードルジェットを入れた後にOリングを入れてからメインジェットを入れるのよ

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キャブレターはボディーがアルミ(しかも弱い鋳造)だしジェット類の部品は真鍮なので

割とデリケートです 間違えてもドライバーを握って馬鹿締めしない事

で パカパカと組みつけて こんな感じ

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↓今回出たゴミね

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アタシがキャブレターのオーバーホールをする簡単な手順を紹介いたします

といっても当たり前の手順です

1・バイクからキャブレターを外したら外をキャブクリーナーとガソリンで徹底的に洗う

2・全てのフタを開けて中身を摘出する

3・多気等モノはリンクなどを全バラにする

4・各部品を全洗浄する モチロン錆は許さない

5・大きさが重要な物は全てマイクロで量る 目視や作動塩梅も大事

6・交換が必要な部品は全てリストアップする

7・部品注文をして入荷待ち

8・真面目に組む

コレだけです 負圧CVキャブだろうが 強制PVキャブだろうが

レースキャブだろうが 12個キャブレターが並んでいても同じですよ

時間かけてやれば誰でも同じ作業が出来ますので 一歩踏み出してご自分で作業して見て下さい

一番大事なことは

「観察する事」

以上です