不慣れな方がキャブレターをメンテした後起こる事 の巻

本日地面を借りる交渉に行ってきましたが

上部組織への打診が必要との事で 本日中の実現は無理でした・・・

最後は都庁まで行かなければならないかもしれません でも頑張ります!

こんばんはGARAGE-Tヨシナガトシヲです

さーて本日はこんな事↓

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この部品はキャブレターとエアクリーナーボックスを繋ぐエアクリーナコネクティングチューブってモノです

普段部品の大半の部分はエアクリーナーボックスに入ってます

左89年型NSR250R(MC18) 右90年型~93年型NSR250R(MC21)です

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全然形が違うでしょ

MC18MC21もキャブレターはほぼ同じ物なのに これだけの形状の違いは

主にシリンダーの吸気ポート、排気ポートと

チャンバー形状の違いから来る物です(アタシはそー信じてます)

もちろん他にも点火進角の違いやRCバルブのセッティングの違いもあります(PGM2とPGM3の違い)

さてそんな事はドーデも良いのですが

キャブレターの接合部の写真を見て下さい

↓接合部の欠け

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↓接合部の肥大 曲り(クセ)

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エアクリーナーコネクティングチューブが勝手にこの様にはならないので作業者に原因があります

(経年劣化はその限りではありません)

主にキャブレターを取り付けた後にエアクリーナーボックスをキャブレターに取り付けるわけですが

その時にアタシが必ず実行する作業は

エアクリーナーボックスは必ず開けてエアクリーナーコネクティングチューブのキャブレターにハメル

部分にはグリスを薄く塗り クリーナーボックスの内側からハメタ時に段差が出来ていないか

ちゃんとハマッテいるか確認します 最後にホースバンドで締め付ける訳ですが

締め付けた後にも内側から指で確認します もちろんホースバンドの締め付け過ぎによる

コネクティングチューブの肥大 曲り(クセ)にも注意します

↓ホースバンドの締め付けすぎによる肥大 曲り(クセ)

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これやっちゃうと元に戻りませんよ

当然のようにコネクティングチューブはゴムの部品なので硬くなっていたり

指でグニッと曲げて亀裂が生じていたら交換です

4ストロークエンジンも 2ストロークエンジンも エンジンの回転の落ちが悪い時は疑ってみて下さい

キャブレターとシリンダー(クランクケース)の間のインシュレーターは

亀裂が生じていると即「焼き付き」に至りますが

キャブレターとエアクリーナーボックスの間のコネクティングチューブは亀裂が生じていても

即「焼き付き」には至りません

至りませんが 一般公道走行には不意の雨等の悪条件が伴います

よってコネクティングチューブからの漏水はエンジンに悪いので 亀裂が無いように日々の管理

確認が大事だと思いますので 今一度ご自分の愛車を確認して見て下さいね

特に5年以上ノータッチのバイクにはありがちですよー



明日は午後からいませーん 神奈川行って木曜日の午後に帰ってきます よろしくどーぞ


つー事で本日のブログ終了です みなさんまた明日 おやすみなすって!